猫NO.2

4.運動及び休養
生後3ヵ月過ぎのワクチン接種が未接種の場合は、運動は特に必要ありません。
ワクチン接種後に、少しずつ猫舎・サークル外の環境に慣れさせて下さい。
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※ 動物の習性等に応じた必要な運動、休息及び睡眠を確保するようにしましょう。
●立体的に行動しますので、室内飼養する場合は平面だけではなく上下の運動ができるように工夫して下さい。
●習性上、排泄物を埋め隠します。外で自由にさせる時の排泄物の臭い等で、他人に迷惑をかけないように十分配慮して下さい。

5.しつけ
動物が家庭や人間社会の中で一緒に生活していく為のルールを教える事がシツケです。
犬ほどシツケを教える事はできませんが、簡単な内容なら理解できます。
その子に合ったシツケをしてあげて下さい。
また、個々の性格等の個体差がありますので、絶対に無理をしないように教えて下さい。
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元々人間に服従するものではないので、強く叱って無理に言う事を聞かせる事は困難です。
行動を観察し、やっていけない事をやりそうになったら直ちに止めさせる事です。
生後5〜6週齢で爪とぎをするようになります。
習性の一つなので、止めさせる事は適当ではありません。
爪とぎ用の場所を準備しましょう。
また、高い所に登る事も得意ですので、テーブルや食卓に登らせないようにシツケましょう。
衛生面や盗み食いをさせない為にも必要です。

6.手入れ
仔猫から触られる事に慣れさせていきましょう。
最初から、ブラッシングをすると頑張ってもなかなか思うようにさせてくれません。
まずは、ブラシをかけるという行為に慣れさせる事から始めて下さい。
また、ブラッシングで臭いが削減できますので、猫が嫌うシャンプーを頻繁に行うよりブラッシングをしっかり行って毛に付いた汚れ・誇りを取り除く事が体臭削減になります。
ワクチン接種前の仔猫のシャンプーは、特に控える様にして下さい。
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体中をくまなく触る事は、病気や異常の早期発見につながります。
また、飼い主が猫の体をくまなく触る事は、スキンシップを図ることにもなります。
○ ブラッシング
汚れや抜け毛を取り除き、ツヤのある毛にすると同時に皮膚の血行を良くします。
特に換毛時期には、丹念なブラッシングが必要です。
また、種類によっては定期的なカットが必要になる場合もあります。
○ つめ切り
伸び過ぎた爪は、体毛にひかかったり絡まったり・爪をはがす恐れがあります。
ひどい場合には、指の変形や歩行困難・骨格異常等も引き起こします。
1か月に1回は、爪のチェックをしましょう。
○ 耳の手入れ
健康な動物は、耳垢はわずかでほとんど臭いません。
強い臭いや黒い耳垢・耳から膿が見られる場合は、獣医師に相談が必要です。
素人治療は、悪化させる事がありますので触るのは避けましょう。
○ 歯の手入れ
動物用歯ブラシやガーゼを巻いた指で、歯と歯茎を磨いて下さい。
奥歯の外側が、歯石の付きやすい場所です。
歯石を放置しておくと、歯肉炎・歯槽膿漏と病気が進行する為 口臭がきつくなり 心臓や腎臓等の病気の原因にもつながります。
○ ノミ
猫にノミがつくと、痒がるだけではなく寄生虫病や皮膚病の原因にもなります。
猫だけではなく、人間も刺されて発疹ができます。
専用の駆除薬(ペットショップ・動物病院にて販売)で処置してあげましょう。
また、カーペットや部屋の隅・ほこりの中に居ることから、こまめに掃除機をかけましょう。


飼い方の説明について、何かご不明な点が有りましたら
当方にご質問を頂くか、専門の飼育書等をご参考下さい。


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