犬NO.1
動物販売時説明書
この説明書は、動物の健康及び安全の確保ならびに危害又は迷惑等の防止が図られるように動物愛護及び管理に関する法律施行規則第8条第4号の規定に基づき、動物購入の契約に当たってあらかじめ購入動物の特性及び状態に関する説明及び説明書の交付を行うものです。
疑問点は、ご遠慮なく当方にご質問頂き十分な理解のもとに適正に飼養管理されますようお願いいたします。

飼い方の説明

1.必要な用品
犬舎かサークル・室内飼いの場合のトイレ・ペットシーツ・食器・水入れ・玩具等
他にブラシ・首輪・引き紐・ベッド・シャンプー等は、環境に慣れてから少しずつ揃えてあげて下さい。

2.給餌/水の与え方
当店からお譲りさせて頂く生体には、必ず現在与えている餌の分量と回数、与え方の説明をお渡し前にさせて頂きます。
その後は成長に合わせて少しずつ分量を増やしてやって下さい。
分量の目安として、便の状態が棒状でティッシュ等で綺麗に取れるのが理想です。
餌の量が多過ぎると軟便になり、少な過ぎるとコロコロの硬い便になります。
飲み水は、食器で常時飲めるようにして下さい。もし、ひっくり返してしまう場合は吸水器をお使い下さい。
吸水器の飲み方が解らない場合は、教えてやって下さい。
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※ 下痢になってしまった場合は、早急に動物病院か当方にご連絡を下さい。
※ 生後一年までは成長期なのでドッグフードだけで、おやつ等は必要ありません。おやつ等で体調を崩す場合が有りますので、十分に気を付けて下さい。
※ 与えては駄目な物
魚の骨/チョコレート/玉ねぎ/ねぎ類(ねぎ類で煮た物も駄目です)/牛乳/鶏の骨/イカ/刺激物 等
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成犬時の餌は、年齢や健康状態に合ったフード(総合栄養食)を与えて下さい。
給餌回数は1日1〜2回で、分量は体重・体型・体調や大便の状態を見て調整して下さい。
人間の食べ物は、必要な栄養バランスが違います。
病気の元になると共に主食となるべきフード(総合栄養食)を食べなくなります。
肥満の原因にもなりますし、フード(総合栄養食)を食べなくなる事は飼い主の管理・シツケ不足ともなります。

3.環境/清掃等
初めて迎え入れた時は、犬舎かサークルに入れ環境に慣れさせます。
絶対に抱いたり、遊ばせたりしないで下さい。
環境が変わった事で、見えないストレスが必ず有ります。
元気にしているようでも1週間以内には、症状が現れます。
迎え入れた時の状態で、ストレスの軽減が出来ます。
生後3ヵ月までの仔犬は、1日20時間は、睡眠時間と考えて下さい。
犬舎やサークル内で、勝手に遊んでいるのは構いません。放っておいて下さい。
生後3ヵ月過ぎのワクチン接種が終わるまでは、外に出す事や他の動物と遊ばせる事も出来ません。
一生の内のほんの少しの期間です。
可愛い仔犬を目の前にして辛いですが、飼い主さんもこの期間だけはグッと我慢して下さい。
犬舎やサークル内の清掃は、コマ目にチェックしてあげて下さい。
汚している状態のままですと、中で生活している仔犬も汚している事に平気になります。
衛生上にも良くありませんし、臭いの原因にもなります。
仔犬の時期は、排泄回数も多いですので常に清潔にしてあげて下さい。
室内トイレを利用する場合は、この時期にトイレのシツケをしてあげて下さい。
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※ 適切な日照や通風等の確保を図り、適切な温度や湿度が維持された飼育環境を維持しましょう。
○ 屋外飼育
南向きの風通しの良い場所で、迷惑や危害防止等の為に道路側や外来者の出入りの多い場所は避けましょう。
直射日光や強い日差し、ノミやダニ・蚊から守る。
鎖につなぐ場合でもなるべく動きを制限しないように工夫して、犬舎の周りは清潔に、鳴き声や糞尿により迷惑をかけないようにしましょう。
○ 室内飼育
危険物や毒になるものの管理をしっかりします。
特に電気コード等には、気を付けて下さい。

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